どうもふく太郎です。
引っ越しへ向けて部屋の片づけを進行中です。
新天地へ持っていくもの、ここでお別れをするものの選別をしています。
今さっきお別れをしたのが、大学に入学するときに買った座布団です。
この座布団は当時、引っ越しの手伝いに駆けつけてくれた弟とニトリへ向かい、値引きされているで購入しました。
当時は下宿に住んでおり、いつ友達が来てもいいように二枚セットでの購入。
この座布団は綿?が分厚く入っていて、歩いて持ち帰るのに相当苦労しました。
そんな出来事があったのはもう6年も前のこと…。
畳の上で横になるときの枕に使ったり、友達に座ってもらったりの大活躍。
ときどき外に干してやったりもしました。
そのときの私はただの座布団だとしか思っていませんでしたから、少々荒っぽく扱ったりして、しまいには内側の綿が動かないように固定しておく中央の糸が取れてしまったりしました。
そんな座布団も今年で7年目を迎えるころ、私はお別れをすることを決めました。
理由は単純です。部屋のものを減らすことを考えたとき、座布団の変わりは他にあるし、床のものを減らしたいし、デザインも茶色で地味だったからです。
下宿にいた当初は、落ち着いた茶色系統で部屋を統一しようと思っていたものですから、色は別に問題はなかったのです。
この座布団は、他の人に買われていたらもっと生地が擦り切れるくらい使ってもらえたのかなと思いました。
でも私に捨てられてしまいました。
なんでもなかった座布団ですが、過ごした時間が長いと特別な気持ちになるものですね。
私の部屋に座布団がいた証をここに記して、供養としたいと思います。
きっとこれからもモノを買っていく私ですが、モノの買い方を改めようと思っています。
よく断捨離をすると本当に大切なものがわかるという文書を目にします。
必要なものが他の大勢のものに埋まってしまって、気が付けなくなるからです。
私の座布団は他の多くのものたちに埋もれていた存在だったのか、それとも他のものたちを埋める存在だったのか。それはわかりません。
私の部屋もだいぶキレイになってきました。
部屋がキレイになっていくと、なんだか今まで見えてこなかった大切なことが少しずつ顔を出し始めました。
せっかく見えてきた大切なものを再び埋もれさせることのないように
これからは選択をしていきたいと思います。
おしまい
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